現実逃避
今日は、夜風が気持ちいいです。
コンビニで買った桜チップのいか燻製と一緒に、時折飛んでくる虫を鬱陶しいなぁなんて思いながらぶかぶかのパーカーを羽織ってコンクリートの上でサンダルのかかとを引きずりたい。そんな夜風です。
私はどちらかというと箱入り娘といわれるやつで、夜遊びという夜遊びをしたことがありません。お酒も飲んだことはありません。夜に目的もなく散歩なんて勿論したことないのに、なぜかそれは今の私にとって心地良いことだとわかっていて、はっきり想像できてるのがどうしてか、私は知りたいです。
こういうどうでもいいことを、夜風に揺れるカーテンとその向こうの窓越しの外をぼんやりと眺めながら考える。そんな時間がすきです。
世間はこれを、現実逃避と呼ぶのかもしれないです。